先日、東京に行ったとき靖国神社へ行ってきました。
実は、ユキのおばあちゃんが戦争未亡人でいつもお参りに行ってたらしく、もう最後かもしれないとのことで連れて行ってもらいました。

タクシーから降りると、「あ～ここか・・・・。」
いつも小泉さんが大きな鳥居の下をテクテク歩く風景があり、なぜか小泉さんを身近に感じた僕でした。

行った事ありますか？すごいですよ！なんかわからないけど感じるものがありました。おばあちゃんが遺族ということで、一般の方は入れない本堂？までお参りしてきたんですよ。なんか胸が熱くなりました。国のためにどんな思いで亡くなっていたのだろうと・・・・・。

ゆうたろうは展示してあるゼロ戦のまわりを喜んで遊んでましたが、僕は境内の掲示板に引き込まれていき目に留まった戦没者の遺書です。ちょとだけご紹介します。

妻への遺書

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海軍少佐　　久保田　長命

應召以来満一ヶ年ではあるが、及ばず乍ら日ごろの体験と努力とによって、思う存分忠勤を尽くして来たと確信する。
（中略）
靖国丸の航海長として應召し、靖国丸と共に働き、死して靖国神社に祀られる。これ以上の名誉があろうか。
一生を契ってから十数年、幾分苦労も多かったろう。しかし満足に生育していく子等に就いては些の心配もない。我が亡きあとは定めし骨も折れることだろうがよろしく頼む。
我れ戦死すと雖も霊は常に御身を守っている。
決して悲しんでくれるな、むしろ喜んでくれ。
(中略）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さらば

　昭和16年12月6日　　

淨子　様
　　　　　　　　　　　（最後の日まで開封すべからず）

なんか考えますよね。おばあちゃんなんかわずか20歳そこそこで未亡人です。幼い子供２人を残してなくなったおじいちゃんはどんな思いだったのだろう・・・・。おばあちゃんの根性には頭があがりません。（ちなみにユキが以前勤めていた会社を辞めるとき一番初めに理解してくれたのはおばあちゃんでした・・・。ありがとう）

とにかく、平和が一番です。行ってよかった靖国でした。ぜひぜひ一度行って見てください。

家族でパチリ★