僕がアンティーク家具ショップ ハンドルをつくった理由。

384.jpgアンティーク家具ショップハンドルをはじめて早5年半、先日はおじいちゃんが建てた約50年前のお店をリノベーションしてハンドルとシャルドネ福井店をいっしょにしたお店をオープンしました。

家具屋はず~っとやっているのですがアンティーク家具を扱い始めたのはほんの6年前なんです。よくお客さんや友人から「なんでアンティーク家具をはじめたの?」と素朴な質問をされるのでがただ単に「アンティーク家具に感動してしまったから」なのです。

 

もともと神戸の大学を卒業してから大阪の家具屋さんで2年間修行をさせて頂いてから親父の指令で地元、福井に戻ってきてから家業の「家具のデパート水野商品館」を引き継いできました。継いだ時は普通のどこにでもある家具屋さんで、土日もほとんどお客さんが来てくれないはっきり言うとやば~い家具屋さんだったのです。ユキとお店のカウンターに座りながら店の前のお蕎麦屋さんに入っていくたくさんのお客さんを見ながら「うちよりたくさんお客さん入ってるなぁ~」っと羨ましがっていたことを今でも覚えています。(笑)

そんな中、毎日が試行錯誤の連続ばかりだったんですがいろんな方に出会えたり、いろいろと先輩方?に教えていただいてして今も2店舗出店している天然木のオーダー家具「シャルドネ」に出会うことができました。

福井にシャルドネ福井店をオープンしてからは本当にたくさんのお客さんにご来店頂きたくさんの家具を買って頂きました。また、僕の一つの夢であった金沢にも「シャルドネ金沢店」をオープンすることができたのですが、見知らぬ土地、金沢で初めてお客様にシャルドネの家具を買っていただいてめっちゃ嬉しかったことを思い出します。

 

シャルドネの家具の販売からシャルドネのオーダーキッチン、シャルドネの家具やキッチンを使ったリフォーム、最終的にはシャルドネホームのモデルハウスを建築してシャルドネホームの住宅プロデュースもしました。そんな中で何か新しいことがしたいなぁ~っと思っていた時に以前、家具を取引きしていたことのある担当者が地元に帰ってアンティークショップをはじめたとのことで、ユキと遊びに行きました。

それまで10年間、家具業界にいた僕ですがアンティーク家具とは無縁で、そのお店で初めてアンティークチェアーの修復現場を見るとイギリスからやってきたボロボロの椅子がみるみるうちに蘇って素敵な椅子に蘇っていくのを見てズキューーンっとユキと感動してしまったのです。

「うわ~、すげ~、かっこえ~・・・」こんな感じで、「俺、私これやりたい!!」っで、いのしし年の2人なので猪突猛進で止まることができずに自宅の1階に小さなアンティーク家具ショップを始まちゃったんです。(笑) きっかけは本当に単純で「すげー、かっこえ~、やってみたい!」だけなんです。

 

これが約6年前のことであ~っという間の時間でした。アンティーク家具やアンティーク雑貨、アンティーク照明は初めてのことばかりでいろいろと大変だったのですが、いろんな人との出会いがあったり、いろんなことを教えてもらたっり、スタッフにもみんなでがんばってもらいながらなんとか続けることができました。ユキにもよく言われるのですが、僕はあまりお金には恵まれないのですが・・・(笑)、人には本当に恵まれているんです。本当に感謝ですね。

 

僕がものすごく困っていると目の前に必ず「この人~」っという人が現れてくれるんです。(まぁ、最大のこの人~がユキなのでしょうか・・・?)

368.jpgスタッフにも恵まれていて、こんな小さな会社なのにすんごいスタッフばかりでなのです。社長の僕を責めまくる人ばかり・・・なのです。コワ~いい  、まぁ僕が遊んでいても?みんなが仕事をやってくれるのでとっても幸せなんですよ~  パートスタッフも強者ばかりで毎日ビビッていますっ!(汗)

 

そんなんで、今も楽しく大好きなアンティーク家具やシャルドネの家具、アンティーク家具と家づくり を通してを毎日、接客や家具の直し、アンティーク家具の修復、家具の検品、出荷などなど・・・みんなでがんばって仕事をしています。

 

本当にちょっとした人との出会いで、今の「アンティーク家具ショップ ハンドル」があるんです。 これからもちょっとした出会いを大事にして、お客さんに素敵なアンティーク家具やシャルドネの家具を届けていこうと思っています。