「アンティーク家具の修復・修理」カテゴリーアーカイブ

アンティーク家具の背中の板、背板にDVDなどのコード類を通すコード穴を開ける動画を作ってみました。

さて、ハンドルでも人気のアンティーク家具のサイドボードやキャビネットをTV台としてつかったりするとDVDやHD、CDなどのオーディオ類、電化製品のコード類の配線がじゃまになります。
なので、ハンドルでは家具の背板、背中の板にコード穴を開けるサービスを行っています。
っということで「アンティーク家具、サイドボードや北欧風のキャビネットの背板にコード穴を開けてみた!」の動画を作ってみました。
まだまだですが、少しずつ動画編集の腕が上がってきました。けっこう編集っておもしろいっす。はまってます。笑

12669681_1009834679088629_8067921275989534824_nPS 今日からアジアの大砲ことゆうたろうがユキと東京へ5日間の高校受験の旅に出かけました。
夢に見た「白とあずき色のユニフォーム」で野球をするために勉強を夜中まで半年間がんばってきました。いよいよ大一番!
ホームラン打ってくれるかな~?

僕とサクとりょうとばばあは福井でお留守番、応援してるで~、
ガンバレゆうたろう!

アンティークホールスタンドの折れた金属、鋳物フックをお直し、エイジングしました。

寒い~、外は冷蔵庫のようです。
なんかニュースではなんと九州でも雪が積もっているみたい・・・
いつもお世話になっている宮崎のHさまのところも降っているんでしょうかね~

さて、先日お客様宅にアンティークの素敵なホールスタンドをお送りさせて頂いたのですが、配送中に大事な鋳物でできたアンティークのフックが折れてしまいました。本当に申し訳ございません。

でも、大変ありがたくお客様が直して欲しいとおっしゃって頂いたのでハンドルのもてる技術で折れた金属パーツをお直し、接合させて頂きました。
ハンドルの信頼のおける腕利きの職人、田安鉄工の田安さんにお願いして完璧にしてくれました~、田安さんありがとうございます!

キレイに金属パーツが修理できたのでしっかり梱包させて頂きお届けさせて頂きました。
本当にご迷惑お掛けしてすみませんでした。
ホールスタンドが届くのを楽しみにお待ちくださいね~

IMG_9665ハンドルも今日はこんな感じで雪まみれ~
りょうも雪かき手伝ってくれています。
しかし、寒すぎ~っす。

イギリスからめっちゃ珍しい木製マホガニーのアンティークマントルピースが届きました。

うわー、めっちゃレアなアンティーク家具が届きました。
イギリスからやってきたマホガニー材でできたアンティークのマントルピースです。

thumbs-690-1453102300欧米のドラマや映画、洋書などを見てるとリビングにある暖炉って憧れますよね~、でも日本の住宅って薪ストーブは最近よく見ますが、なかなか暖炉がある家って少ないですし僕はお客様の家で見たことがありません。

今からご新築やリフォームならまだしも賃貸マンションやアパートなどでは絶対無理ですよね。でも、あのリッツカールトンホテルのロビーみたいな雰囲気を作りたい!って方にはピッタリのマントルピースです。

壁に置いてビスで固定するだけの置くだけの暖炉風置くだけマントルピースなので日本の住宅でもピッタリです。

thumbs-690-1453102360あ~、今から家をリフォームするならリビングに施工したかった・・・
こんなおしゃれなマントルピースをリビングに置いて天板の上にはミラーとキャンドルスタンド、お気に入りの写真などを飾るとかっこいいっすよね~
サイズは幅が約130~140センチ、高さが約130センチ~140センチのコンパクトサイズです。

こんな木製でかっこいいアンティークのマントルピース、しかもマホガニー!!めっちゃ珍しいのでマントルピースのモチーフをお探しの方はぜひチェックしてくださいね。

英国ブリティシュの雰囲気たっぷりの移動ができるアンティークマントルピースのご紹介でした。

20160117-1ちょっと遅れましたが、年末に部屋の模様替えをしました。
余りにTVボードの周りがりょうのおもちゃでいっぱいになったので、たくさん収納ができるTVボードが欲しい!っということ北欧スタイルの家具をセレクトしました。

IMG_9648オークやマホガニーの家具もよかったのですが、なかなかTV台に使えるアンティーク家具ってないんですよね~、なのでハンドルでも人気があるので北欧デザインの家具を取り入れてみようって感じです。しかも、今回選んビンテージのサイドボードはサイズがこれしか合わないから・・・まあ、こんな感じでいつもわが家の家具選びは適当(笑)で部屋のインテリアはオールドパインやマホガニー、オーク材、フランスペイントや今回選んだ北欧スタイルなどけっこう無茶苦茶です。
← 扉の中はこんな感じ

IMG_9650でも、アンティーク家具って不思議で別にデザインが喧嘩しないんですよね~逆に全部揃っているより好きかも・・・

TVボードの背板にもちゃんとコード穴を開けたのでコード収納もバッチリ!

20160117-225x300ちなみにbeforeはこちら
これはオールドパインのTV台ですがけっこう気にいっていたんです~

まあ、しばらくはこんなインテリアで楽しんでみまーすっ。

アンティーク家具のサイドボードの脚を短くカットしてみました!

ハンドルでも人気の北欧タイプのアンティークサイドボードですが、家具の背が高くTVを置いた場合にテレビの位置が高くなりすぎて首が疲れてしまいます。

そんな場合にハンドルでは家具や椅子の脚をカットするサービスを行っています。
っということで今回は北欧デザインのサイドボードの脚を10センチカットしてみました。

4本の脚を平行に切るってけっこう難しいんですよ~

ガタツキなしできれいに切ることができました。
僕ののこぎりの技術ってすごい~(技術はウソをつかない!by下町ロケット)笑

家具の高さを低くしたい、アンティークチェアーの座面の高さを低くしたいなどいつでもご相談くださいね~

北欧スタイルのビンテージサイドボードの高さを低くするために脚カットと、コード穴をあけてみました。

thumbs-600-1443232155Iさまにご注文頂いた北欧スタイルのビンテージサイドボードです。
チーク材でできた丸い取っ手のデザインが特徴の素敵なビンテージ感がかっこいいっすね~
引き出しも3杯、両サイドには扉が2つついてい収納もバッチリです。

IMG_9155そんな素敵なのサイドボードですが、Iさまからのご要望により背板のコード穴あけ家具の脚カットのオーダーを頂きましたので早速とりかかりましょう。

IMG_9154今回の脚カットはなんと10センチのカットです。
脚の寸法を厳密に測り、のこぎりでギコギコと慎重に切っていきます。
家具がガタツキがなく水平に脚カットするのは腕の見せ所なんです~

IMG_9158次に愛用のマキタのドリルで30ミリパイの穴あけ作業に入ります。
失敗が出来ないところが難しい・・・
I love マキタ。笑(知ってる人しかわからんやろな~)

IMG_9161キレイに穴あけ完成~
やっぱりいい道具があると出来もいいっすね~
(腕もいいっす)

IMG_9165出来た!
脚カットも10センチしたのでちょっと低めのローボードの完成です。かっこエ~
これなら天板の上にTVを置いても首がつらくない高さです。

穴あけもキレイにできたので、扉収納の中にビデオやDVDなどの電子機器類を入れてもコード類をきれいに収納できます。

アンティークショップハンドルではこのようにお客様のオーダーで椅子やテーブル、サイドボードなどの脚をカットしたり、家具の背板に穴をあけてコードなどの配線を通す穴を作ることもできるんです。
こんなんはできないのか?ここはカットできるのか?などなどアンティーク家具に関することはお気軽にご質問くださいね

これからキレイに梱包して出荷するので、Iさまお楽しみにしていてくださいね!

↑ 正面で自分の顔を見るとやっぱりまゆげ太い~。

先日、京都からハンドルにご来店頂いたYさまにご注文頂いたアンティークホールスタンドの最終修復のご紹介です。

先日の金曜日、Yさまがお子様を連れて遠く京都府丹後市からハンドルにお越し頂きました。遠いところ本当にありがとうございます。
お父様が昔から古い家具を使われていたそうで、Yさまもずっとアンティーク家具を使いたいと探されていたそうです。ネットで検索中にハンドルのHPに出会いご来店頂きました。

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そんなYさまからご注文頂いたアンティークのホールスタンドの最終修復のご紹介です。

イギリスからやってきたアンティークのホールスタンドですが、玄関家具フェチの僕もうなる素敵なホールスタンドです。
英国らしい家具で傘立てやコートフック、身だしなみを調えるミラーやブーツを履くときに便利なベンチもついているんです。
かっこエ~っすね~、しっかり修復していきましょう!

IMG_9128まずはバキュームやハケを使って細かいところまで徹底的にクリーニングしていきます。
プライベートはO型、仕事はA型の私なので細かいところが気になります・・・笑

IMG_9129表面についた古い塗装や汚れをケンマロンなどをつかって取り除いていきます。ここを丁寧にすると仕上げが綺麗になります。
人で言うと古い角質を取り除くようなものかなぁ~、なんでも基礎が大切ですね~

IMG_9130きれいなウエスでホコリを取り除いていきます。

IMG_9132次はハケでアンティーク用のニス、シュラックニスをハケで丁寧に塗っていきます。ハケ塗りも難しいのですが、プラモデルが大好きだった僕にとってはめっちゃ楽しい・・・
仕事が趣味のようなもので、難しい家具の修復がくればくるほど僕への挑戦としておもしろいんです。笑

しかし、写真を見ると僕も歳をとったな~。

IMG_9134最後にアンティーク用のワックス、リベロンワックスを塗りこんで完成~。

IMG_9135めっちゃピカピカ!綺麗に修復できました。
来週の水曜日に出荷予定です。
Yさま、楽しみしていてくださいね。

まいにち、慎太郎! めっちゃめずらしい子供用のアンティークカウンターチェアーが入荷してきました。

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まいにち、慎太郎!

久々の登場ですが、今日はちょっとめずらしいF様がご購入頂いたアンティークのカウンターチェアーのご紹介です。

めっちゃかわいいっすね!
チャイルドチェアーの背が高いカウンターチェアーなのですが、これはめっちゃめずらしい椅子で僕も初めて見ました。
今週、出荷なので出荷前の最終チェック修復していきます。

まずは椅子のガタツキを確認。

IMG_8813アンティークカウンターチェアーの接合部分が弱まっている部分に接着剤を入れてハタガネで締めていきます。

IMG_8814アンティーク家具専用のリベロンWAXでツヤを出していきます。

IMG_8816めっちゃキレイになりました。
もうちょっとでお届けですのでお楽しみに~

IMG_1634PS 今日は定休日ですが朝から今度の講演の打ち合わせ、いやや~

せっかくなら楽しい講演を!っということで毎晩ネタ作りに励んでいます。
で、むーさんが素敵な写真作ってくれました。ありがとう。

僕の今の目標、みんなでパリにいくことです。夢を現実に!

がんばるぞー(ちなみにこの写真の中に僕は何人いるでしょう・・・?笑)

正解は3人。

お客様が2年ほど愛用されているオールドパイン材のアンティークテーブルの天板の割れの修理、お直しをしました。

アンティークショップハンドルではハンドルでお買上げ頂いたアンティーク家具の塗装のお直しやキズの修理、修復を行っています。僕は、アンティーク家具は美術品ではなく道具だと思っているので傷などを気にせずドンドン使ってほしいと思っています。でも、5年、10年と使って頂いて気になるキズや

IMG_8730二年ほど前にハンドルで購入頂いたお客様のオールドパインを使ったアンティークのダイニングテーブルです。

とても可愛がって頂いていたのですが、乾燥の影響で天板が割れてきてしまい使いづらいということで修復にはいります。

天板の中央部分に大きな割れがはしっています。

IMG_8731寸法で見ると約5ミリの大きな割れです。うーん、結構な大手術になりそうですね~

IMG_8735まずは割れたところに埋めるクサビ形の木材を丸ノコを使って厚みの違うものを数本作っていきます。

IMG_8736割れたところに差し込んでいきちょうどいい厚みのものを調整します。

IMG_8738水性の木工ボンドを塗り金づちでたたいて押し込んでいきます。金づちの「水の」の文字がかわいい・・・笑

IMG_8740はみ出た木工用ボンドを塗れたタオルできれいに拭きとっていきます。そして、一日乾燥させます。(このボンドをキレイにふき取るときれいに仕上がります)

IMG_8778ボンドが接着したところでクサビの木材をカッター天板に平行にすべらせて切り取っていきます。(カッターの刃は新しいものを使ってください。)

IMG_8783天板にできた凸凹をノミをすべらしながら整えていきます。

IMG_8785次にアンティーク専用のステインを使い周りの木材に色合わせをしていきます。うーん、腕の見せ所ですね~

IMG_8787完成! めっちゃきれいに天板の埋木ができました。けっこうな大手術になりましたがきれいに修復できると僕も感動!
やりがいがあります。

IMG_8795お客様、喜んでくれるかな~、もうちょっとで発送致しますので楽しみにお待ちくださいね。

アンティーク家具のキャビネットに棚板の追加を頂きました。製作開始!

IMG_8471ハンドルでも人気のフランスのペイントキャビネット、ご購入頂いたお客様から食器棚の棚板を増やしたいとのことで別注オプションの棚板追加のオーダーを頂きました。

素敵なアンティークキャビネットをご注文ありがとうございます!

アンティークショップハンドルでは、アンティークの家具を出来るだけ現代の日本人の生活環境に合うように高さの高い椅子やテーブル、サイドボードなどの脚カットサービスやサイドボードにDVDなどの電化製品を収納したときに便利なコード穴の穴あけ加工サービスなどのアンティーク家具オプション加工サービスを行っています。

今日は、早速、増やす分の棚板の作製をしていきます。

IMG_8473まずは棚板の寸法を正確に測ります。
何ミリかな?

IMG_8476愛用のマキタの丸ノコで切っていきます。キレイにまっすぐに木材を切ることは難しいですね~
(道具はとても大事!マキタはやっぱいいわー笑)

IMG_8482次にお客様からオーダー頂いた内寸の高さを計算して差し金(垂直で寸法を測るものさし)で棚板の位置を決めます。

IMG_8478棚板を受ける新しい角桟を取り付けます。

IMG_8479棚板が上手く入るか?平行になっているかを調整していきます。ミリ単位で削りながら動きやすくします。

IMG_8502最後に仕上げの塗装をします。出来るだけアンティークの棚板に合うように仕上げていきます。

IMG_8503出来た!アンティークのペイントキャビネットの上段には2枚、下段には1枚を新しく棚板を追加いたしました。
疲れた~、棚板だけですが、これがけっこう時間がかかりなかなか大変!でも、うまくできた時はめっちゃ楽しいっす。

これから、最終修復にはいってお届けです。
楽しみにお待ちくださいね。

アンティーク家具の天板のツキイタの剥がれ、カケの修理、修復のご紹介です。

thumbs-600-1437619829アンティークショップハンドルでも人気のアンティークのガラスキャビネットですが、出荷前に天板のツキ板の剥がれを発見!

アンティーク家具の場合、天板の木目をより美しく魅せるためにきれいな木目のツキ板(板を薄くスライスしたもの)を使ったり、象嵌が施されているためにつき板が使われたりするので何十年もたっていると接着している糊がはがれてきたりします。破片があれば接着剤でつければいいので直しやすいのですが、破片がない場合がちょっとした技術が必要となります。
今回は天板のツキイタがはがれてしまい破片がない場合の修理、修復の方法をご紹介します。

j-1371-f-1とっても素敵なマホガニーのガラスキャビネットです。

IMG_8284中台の天板にツキイタの剥がれが・・・
それでは修復していきます。

IMG_8285大きなホームセンターや東急ハンズなどで販売されている0.3~0.5ミリのツキイタを使用します。
(家具の木目と合いそうな木目を選びましょう)

剥がれた部分に合うようにツキイタをはさみで切っていきますが、こぐちからはちょっとはみ出して切ります。(あとで削って調整します)

IMG_8287瞬間接着剤でツキイタを貼り付けます。
(ボンドがはみ出た部分は乾かない間にふき取ります)

IMG_8292接着剤が乾いたあとに天板から出た部分をサンドペーパーをあて木に巻いて削っていきます。

IMG_8293綺麗に天板を揃えることができました。

IMG_8295次に天板とツキイタのレベルを合わせるためにノミで調整していきます。
アンティーク家具の天板を傷つけないように注意して調整します。
子供のころからプラモデルが大好きだった僕にとってはこの修復がたまらなく、あー楽しい・・・

IMG_8296木工用のパテを使い細かいすき間を埋めていきます。

IMG_8297周りの天板に合うように塗装をします。

IMG_8298綺麗に修復できました。
あとは最後にシュラックニスを塗って修復完了です。

あー、最後のニスの写真を忘れてしまった・・・・・
シュラックニスを塗るともっともっと綺麗に仕上がるんですが・・・!

やっぱり修復がきれいにいくとたまりませんね~。ビバ!アンティークっす。

今日はよくあるアンティーク家具の天板のハガレの修復、修理のご紹介でした

DIYが好きな方や手の器用な方ならぜひチャレンジしてみてくださいね~

IMG_8342PS 水野家のちっちゃい職人さんもがんばって舟を作っています。

IMG_8347出来た! りょうちゃん号。
なかなかいい腕してますね~笑