「アンティーク家具の修復・修理」カテゴリーアーカイブ

ご家庭でできる!アンティークチェアー、椅子のグラツキの修理の方法のご紹介

ハンドルでも人気のアンティークチェアー、オークやマホガニー、アーコールチェアーなどありますが、
修復しても数年間使っていると木が乾燥してグラついてくることがあります。

もちろんハンドルのお店でも修復できるのですが、自分でやってみたい!っという方のために
ご家庭で、女性でもできるアンティークチェアー、イスのぐらつきの修理、直し、修復の方法のご紹介です。
お直しが好きな方、DIYが好きな方、ぜひチャレンジしてみてくださいね~

瞬間接着剤を使ったアンティーク家具や雑貨の割れたすき間やカケを修理、直す方法のご紹介です。

アンティーク家具を使っているとどこかにぶつけて家具の角が割れたりカケたりすることがあります。
そんなときに簡単にご家庭で、女性でもできる!
瞬間接着剤を使ったアンティーク家具の割れたすき間の修理、修復、お直しの方法のご紹介です。

道具などもホームセンターなどで揃えられるものを使っていますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

「アンティークアーコールチェアーをご家庭で女性でも簡単に出来る!塗装の直し方の方法 」の動画をUPしました。

アンティークYouTuber,笑
シンタロウの新作
「アンティークアーコールチェアーをご家庭で女性でも簡単に出来る!塗装の直し方の方法 」です。

先日、ハンドルでアンティークのアーコールチェアーを以前、購入頂いたお客様から
「手持ち(手すり)の部分の塗装がとれたので簡単に直す方法がないか?」とお問い合わせ頂きました。

ハンドルのアンティーク修復工場でアンティークのニスを使って直すのが一番いいのですが、そこまではめんどくさい方のために
簡単に、しかも美しく塗装を直す方法です。

よかったらチェックしてくださいね。

動画撮影もけっこう慣れてきたのでだいぶん噛まなくなってきました。
がんばりまーすっ。

【まいにち、慎太郎!】大阪府寝屋川市のM様のアンティークドレッシングチェストの修復をしました。

IMG_6678まいにち、慎太郎!

今日は、来週出荷予定の大阪府のM様に選んで頂いたアンティークドレッシングチェストの出荷前の最終修復のご紹介です。

イギリスからやってきたとっても素敵なアンティークドレッシングチェスト、英国アンティーク定番のオーク材で丁寧に作られています。

ミラーチェストは引き出しもついているし、鏡もついているのでドレッサーとしてもお使い頂けるのでとっても便利!
お部屋にあるだけでも風格を感じますね~。ドレッサーとして鏡がついていても寝室だけでなくリビングの収納家具としても使えるのがGoodです。

英国デザイン伝統のミラー部分の人気のツイスト(ねじねじと呼んでいます。)はやっぱりかっこいいっす。

どんなお部屋に飾られるでしょうね~。めっちゃ素敵なインテリアになりそうで楽しみです!
っということで早速、最終修復にはいりますっ。

IMG_6679まずは家具の脚元、内部をアンティーク専用のバキュームで徹底的にクリーニングしていきます。

IMG_6685引き出しもすべて抜いて内部、裏側までバキュームとウエスを使ってきれいにします。

IMG_6681装飾などの細かい部分は専用のハケを使ってほこりを取り除いていきます。

IMG_6682ミラー部分の金具の調整をします。固い場合は専用のグリスを差し込んで動きをスムーズにします。

IMG_6686引き出しの取っ手の調整をします。

IMG_6683家具全体にアンティーク専用のシュラックニスを塗っていきます。

IMG_6684よくニスが乾いてから、最後にリベロン社のアンティークワックスで仕上げていきます。

IMG_6689できた!修復完了です。

とってもキレイに修復できました。
来週、頑丈に梱包して出荷しますのでもうちょっと楽しみにお待ちくださいね!

【ハンドルならアンティーク家具の脚もカットできる!】アンティークサイドボードの脚をカットしてTV台にしました。

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アンティークショップ ハンドルでも人気の北欧デザインのビンテージサイドボードですが、大きさも1800から2メートルを越す家具もあり最近の大画面のTVを置くにはバッチリのTV台になります。

でも、基本的にアンティーク家具ではテレビ台はなく、天板の高さが高くてテレビを置くとTVの高さが高くて見にくい場合があるので、そんなときハンドルではサイドボードやTV台の脚カットサービス(イスや家具の脚を短く切ります。)を行っています。

今回は明日出荷の北欧インテリアのビンテージサイドボードです。


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高さが79センチあり、ちょっとTVを載せると高すぎるので脚を短く切って全高を70cmにします。

まずは家具の高さをメジャーで確認します。


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イスや家具の脚をカットするときはこの毛引きを使います。
毛引きの長さを9センチにあわせて各脚にカットする位置をマークしていきます。

この毛引きですが、おそらく30年は使っているのではないでしょうか?
めっちゃいい味でています・・・。


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この毛引きをしっかりと真っ直ぐにひかないとキレイに平行にきれないので慎重にひいていきます。


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次に胴付きのこぎりを言われる僕の愛用の細かい細工用ののこぎりでカットしていきます。

真っ直ぐ並行にきるようにカットしていきますよ~

脚カットが4本の脚を同じように切らないとガタツクので熟練の技!!なんです。


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カットした後はコグチをサンドペーパーでなめらかにします。


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最後に家具の高さとガタツキのチェック! バッチリ70cmの高さになりました。


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なんと今日は2台もカットしました。

脚カットはけっこう精神的に疲れます・・。ホッ・・

K様、明日、キレイに梱包して出荷しますのでお楽しみにしていて下さいね~

【まいにち、慎太郎!】ハンドルをいつも可愛がって頂いている九州のH様のシノワズリーデザインのガラスキャビネットの最終修復のご紹介です。

IMG_6168.jpgまいにち、慎太郎!

今日は、いつもいつもハンドルを可愛がっていただいているH様が選んで頂いた、水曜日出荷予定のシノワズリーデザインのアンティークキャビネットの最終修復作業を行いました。

これはめっちゃかっこいいガラスキャビネットですね~、しかもアンティーク家具でも貴重なマホガニー材です。なんとも素敵な深い色合いを出しています。

最近、水野家でも狙って(笑)いるのがこのシノワズリーデザイン、以前は全く興味がなかったのですがだんだんと歳をとってくるとこの大人っぽい雰囲気がめっちゃ好きになってきてしまったーー
なので、買い付けに行くたびに状態の良いシノワズリーデザインのアンティークを探しているんです。

シノワズリーとは、簡単にいうとヨーロッパで中国美術様式のインテリアが取り入れられたデザインで18世紀の中ごろにとっても人気があったデザインです。シンガポールのマンダリンホテルなどにはたくさんシノワズリーデザインの家具が取り入れられているみたいですよ。

このガラスキャビネットは、ガラス扉に細かく装飾されたシノワズリーデザインが特徴です。木の細いサンでめっちゃ細かくキレイにはめ込まれていて、昔の家具は本当に丁寧な仕事をしています。

家具の背も低いので和室でも楽しめるアンティーク家具です。どんなお部屋に飾られるんでしょうかねぇ~?きっと素敵なお家なんでしょうね。

っということで修復スタートです。

IMG_6169.jpgまずは、家具の脚元から徹底的にクリーニングしていきます。

内部もウエスを専用の掃除機をつかって丁寧にクリーニングします。

IMG_6171.jpgシノワズリーの細かい装飾部分はハケを使ってクリーニングします。

アンティーク家具でも気持ちよく使って頂きたいので、ハンドルでは
細かい部分のクリーニングはとっても大事な作業なんです。

IMG_6172.jpgアンティークのカギのチェック、ちゃんと動きますね~

カチャカチャの音がたまらんーー。

IMG_6173.jpgガラスはエタノールを使ってきれいに拭きあげていきます。
アンティークのガラスはやっぱりなんとも言えないメラメラ感があり素敵ですね~

IMG_6174.jpgシュラックニスをハケで丁寧に塗っていきます。
昔からプラモデルが大好きだった僕にはたまらない作業です。

けっこう大変なんです。

IMG_6175.jpg天板はタンポずりでシュラックニスを塗っていきます。
これがなかなか難しい・・・まだまだ修行の身でござる。(笑)

IMG_6177.jpg最後はアンティーク専用のリベロンワックスで仕上げて完了です。

とってもキレイに修復できました。

IMG_6178.jpgこれから九州までの長旅になりますが、H様、楽しみにお待ちくださいね。

本当にいつもありがとうございますっ。

【こんなこともできる!】アンティークの北欧サイドボードの背中の板にテレビのコード穴を開けてみました。

IMG_6122.jpgまいにち、慎太郎!

今日、出荷のハンドルでも人気の高い北欧デザインのアンティーク、マッキントッシュサイドボードです。

北欧タイプのサイドボードはTVボードとして使われる方が多く、扉収納の中にDVDやビデオなどの電化製品オーディオ類、Wii,プレステなどゲーム機を収納されるみたいです。

そうなときに困るのが、その電化製品類のコード類です。

今の現代の家具のTVボードやサイドボードには大抵、家具の背中にコード穴が開いているのですが、アンティーク家具にはそのような穴は開いていません。

なので、ハンドルでは背板穴開けサービスを行っています。選んで頂いた家具の背中の板のお好きな位置に穴を開けるのですが、とっても喜んで頂いています。

やっぱりコード類はスキッとした方が気持ちがいいもんですよね!

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←日々の修復で疲れています・・・。

IMG_6123.jpgっということで、早速開けていきましょう。

まずはお客さんのご希望の位置に穴が開けれるかチェックします。

今回は、左隅にコード穴を開けていきます。

IMG_6125.jpg差し金を使い、寸法をだします。
(O型ですが、仕事はA型の僕はこの辺はキチッと致します。笑)

IMG_6129.jpgまずは小さいドリルで仮の小さい穴を開けて位置を決めます。

IMG_6134.jpgその後、位置の再確認を行いインパクトドライバーで直径約30ミリの穴を丁寧に開けていきます。

IMG_6137.jpgここで大事なことがイッキに開けずにまずは途中まで

背板の表面にドリルの歯で切れ目が付くぐらいにします。

IMG_6138.jpg次に後ろからも開けていきます。前からイッキに開けてしまうと背中板はバリバリ~とめくれてしまい穴のコグチがきたなくなってしまうんです。(よく失敗したので・・・・)

IMG_6134.jpg次にもう一度前から開けます。

貫通のときは長年の感をたよりに慎重にします。

IMG_6145.jpg最後にサンドペーパーでささくれをとるようにやさしく仕上げていきます。

IMG_6146.jpgできた!

アンティーク家具の背板にコード穴がきれいに開けました~
お客様、喜んでくれるかな??

キレイに梱包して出荷しますので到着楽しみにしていてくださいね~

【まいにち、慎太郎!】M様のアンティークコファー、とってもきれいに修復できました~。

IMG_5884.jpgまいにち、慎太郎!

今日は、いつもアンティークショップ ハンドルをとってもかわいがって頂いているM様がご購入頂いた来週出荷のアンティークコファーの修復作業のご紹介です。

イギリスからやってきたオーク材でできたとっても素敵なアンティークコファーです。

コファーとは和訳では貴重品入れ、簡単にはハコということです。箱ということだけあって中にいろんなものが入れることができ、またフタを閉めてベンチやセンターテーブルとしても使えるので人気のアンティーク家具なんです。

水野家でもパイン材のコファーを使っていて中には毛布やクッションなどを入れてとっても重宝しています。(たまにりょうたろうのジャンプ台にもなっていますが・・・笑)

っということで早速、最終修復にはいっていきます。

IMG_5886.jpg最初はいつも脚元からということで家具を徹底的に専用バキュームでクリーニングしていきます。

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細かいところはハケやウエスを使って細かいホコリを取り除いていきます。
ハンドルではアンティーク家具が初心者の方や女性でも気持ちよくお使い頂けるように独自で徹底的にクリーニングしています。

IMG_5888.jpgフタの兆番、動きのチェックをします。
アンティーク家具なのでこれからも金具がちゃんと動いて使えるかを確認します。かたい場合は専用の油などをさしてメンテナンスします。

動きもバッチリ☆!

IMG_5894.jpgコファーの天板をシュラックニスうぃ使いタンポずりで仕上げていきます。

ニスを薄くきれいに塗っていくのが職人技!

IMG_5895.jpg最後はアンティーク家具専用のリベロンワックスで仕上げます。
ワックスを塗っていくとだんだんピカピカになっていくのがたまりません・・・。

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とってもきれいに修復完了。
今度の水曜日に出荷しますのでM様楽しみにしていてくださいね!

M様、本当にいつもありがとうございます。

【まいにち、慎太郎!】明日、出荷のイギリスからやってきたアンティークワードローブの最終修復、クリーニングのご紹介です!

IMG_5860.jpgまいにち、慎太郎!

今日は、明日出荷予定のイギリスからやってきたアンティークのワードローブの出荷前の最終修復とクリーニングのご紹介です。

ハンドルでも人気のオーク材でできたアンティークのワードローブです。一般の婚礼家具では洋服タンスは全くといっていいほど売れなかったのですが、なぜかアンティーク家具の洋服タンスは人気があります。

なんででしょうかねぇ~?日本の婚礼タンスに比べて奥行きが浅く、幅の小さめなのでいろんなお部屋に置きやすいからか、洋服タンスとしてだけではなく玄関においてシューズBOX、下駄箱やキッチンに置いて食器棚、食品庫として使わているみたいです。

デザインも美しい彫りがあるものやシンプルなもの、扉の中の仕切りもめっちゃかっこいいワードローブもあるんです。僕も今度、玄関をリフォームしたら置いてみたいアンティーク家具です。

っということで、クリーニングと修復はじめます。

IMG_5861.jpgまずはおしゃれもアンティーク家具も基本は脚元から!なのでワードローブの底板から掃除機を使ってしっかりクリーニングします。

僕はプライベートはO型、仕事はA型なので徹底的にします。(笑)

IMG_5862.jpg脚物家具なので、家具の脚がグラついたり、接着剤が剥がれていないかしっかりと最終チェックします。

IMG_5863.jpgアンティークワードローブの内部と外部をしっかりとウエスでクリーニングしていきます。

ハンドルではアンティーク家具が初心者の方でも気持ちよくお使い頂けるように徹底的に掃除とクリーニングをしています。

IMG_5864.jpgワードロープのハンガーなどがしっかりとついているか確認します。
アンティーク家具なので金具類がちゃんと使えるかチェックします。

IMG_5865.jpgアンティークの取っ手の動きも出荷前の最終チェックです。

取っ手はお客さまがこれから毎日使われるところなので、スムーズに動くかを入念に確認します。

IMG_5866.jpgアンティーク家具専用のシュラックニスをハケを使って丁寧に塗りこんでいきます。
薄く塗りこんでいくのがなかなか難しい・・・

子供の頃からプラモデルやラジコンが大好きだった僕にとっては、家具の修復はめっちゃ楽しい仕事なのです。

IMG_5867.jpg最後にアンティークワックスを塗りこんで完了です。

とってもきれいに仕上がりました!

明日、ハンドルからしっかり梱包してから出荷しますので

お楽しみに~

【まいにち、慎太郎!】アンティークバタフライテーブルの出荷前の最終修復をしました。

IMG_5840.jpgまいにち、慎太郎!

今日は、本日出荷のオールドパイン材でできたアンティークバタフライテーブルの最終修復のご紹介です。

入荷してきてからスタッフにも「うわー、かわいい!」「このグリーンがなんか素敵~」などと連発のとっても素敵なアンティークバタフラテーブルです。

天板はオールドパイン材のワックス仕上げ、脚元はかわいいアンティークグリーンのペイント仕上げのツートーンカラー、ハンドルのHPにUPしてからすぐにお嫁に行くことになりました。

お客様宅でもかわいがってもらえるように、キレイに修復、クリーニングしてから出荷していきます。

IMG_5841.jpgまずは、掃除機をつかって徹底的にクリーニングします。

家具の裏の裏まで掃除をしていきます。

IMG_5843.jpgアンティークショップ ハンドルでは細かいところは専用のハケを使って細かいほこりなどを取り除いていきます。

アンティーク家具が初心者の方でも、女性でも気落ち良く楽しんで使って頂けるように徹底的にクリーニングしています。

IMG_5842.jpgバタフライテーブルなので、兆番などの金具類をチェックします。
緩んでるものはドライバーでしっかりと締めていきます。

アンティーク家具なので金具類は大事ですね~

IMG_5844.jpgテーブルは特に脚のグラツキをチェックします。

しっかりと修復されており、脚もきちんと固定されています。

IMG_5845.jpgこのアンティークテーブルは引き出し付きのテーブルなので、スムーズに引き出しが使えるようにハンドルではエボタロー(すべりやすくなるように家具専用のロウ)を引き出しの側面に塗ります。

このような細かい修理、修復がとっても大事です。

IMG_5846.jpg引き出しに引っかかりがないか?最終のチェック!

う~ん、スムーズ!

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最後に、天板にアンティーク家具専用のワックスBRIWAXを塗りこんでいきます。

IMG_5848.jpg硬いWAXなのでウエスでのふき上げがけっこう力がいるのですが、塗った後はめっちゃピカピカになります。

IMG_5849.jpgオールドパイン材独特のツヤがでてきて、めっちゃきれいになりました。

これからしっかり梱包して発送いたします。

お客様宅に到着は明日かあさってでしょうか・・・?(僕は配送のことは全くわかりません。)

とっても素敵なアンティークテーブルなので楽しみにお待ちくださいね~