初めての方のアンティーク家具の選び方、色味編を書いてみました。

q-323-f-2.jpg一般的に代表的なアンティーク家具には、ナチュラルなカントリー系の色合いのパイン材のタイプ、オーク材を使った茶色系のタイプ、マホガニー系の材を使った赤系のタイプ、ウォルナット材を使った赤茶色系のタイプの家具があります。
蜜蝋系のブライワックスのみで仕上げるパイン材の家具は別として、違う材質の家具を同じ部屋に置くことは、新品の家具にはないアンティーク家具がもつ独特のパティーナ(風合い)が色の違いによる違和感を減らしてくれます。

例えば、オーク材のサイドボードの前にマホガニーのテーブルセットを置いても不思議と合ってしまうのです。

僕も家のリビングには、フランスのペイント家具やウォルナットのガラスキャビネット、パインのTVボードなどアンティーク家具の樹種はバラバラなのですが、全く違和感を感じていません。

q-325-f-1.jpg家具同士の樹種や色の違いよりも、僕がいつも接客で気を配っていることは空間全体としてのインテリアの色味です。床や壁、天井はもちろんカーテンやドア、そして大事な照明などのお部屋全体を構成する全体のバランスが重要なんです。例えば、白い壁のお部屋にライトな色合いの床で全体的に白っぽいお部屋に、明るい色、白っぽい家具を置いても、家具が埋没してしまい平面的に見え、せっかくのアンティーク家具があまり目立たなくなってしまいます。

もし、壁が白系でも床の色がダークな色であれば、お部屋のインテリアに少し立体感が出てきます。もっと欲を言えば、洋書スタイルに良く出てくるように壁の色が薄いグリーンやブルー、イエロー系などであればさらにアンティーク家具が引き立ってきます。

もし、リフォームやご新築などで壁の色など考えられているのなら、おしゃれなカフェや洋服のブティックなどを見て参考にするのもいいかと思います。僕もお店や自宅を改装したときは、お店やブティックはもちろんイギリスやフランスのインテリア雑誌や本を徹底的に勉強してきめていきました。なので、いまでもすごーく気に入っていますが、もっと派手な色を使えば良かった・・・と後悔もしています。(笑)

ご参考までにハンドルのペイントページに壁の色をご紹介していますので、白壁だけではなくぜひいろんな色にチャレンッジしてみてください。アンティーク家具とはまたすごく似合うんです!

IMG_3331.jpgさて、昨日は定休日だったのでユキと今年初の松岡軒のカキ氷を食べてきました。

昔ながらにカンナで氷を削ったカキ氷はうまかった~

ガリガリとたまりません・・・

IMG_3330.jpg← 運動を兼ねて徒歩で駅前まで行ったので、とてもへばっています・・・。