最近、お客さんからのオーダーが多いのが
「アンティークのサイドボードに電化製品(オーディオ、DVD、ビデオ、ブルーレイなど)を入れたいけど、アンティークの家具なので
電化製品のコードを通す穴が開いていないので空けてくれますか?」
の別注オーダーです。
確かにアンティークの家具が使われていた時代には、電化製品があまりなくコード穴が開いていなくて現代の生活環境においてはちょっと使いづらいものです。
なので、アンティークショップ ハンドルではお客様のご要望で家具の背板に穴を開ける加工をさせていただいています。
ちょっとDIYが好きな方ならできる作業なので、ご紹介します。
扉の中にコード穴を開けてみます。
まずは道具を用意します。
スケール
インパクトドライバー
キリ
2~3ミリほどの細いドリルの刃
コード穴を開ける30ミリくらいのドリルの刃
まずは開けたい位置を鉛筆でマークしてから、
キリで仮の穴を開けます。
開けたい穴の中心に2ミリの細いドリルで穴を開けます。
(ドリルの頭の先を入れやすくするためにします。)
表からドリルでゆっくりと穴を開けます。
注)裏の背板がめくれないように裏にコンパネを当てます。二人で行うといいです。
ゆっくりと表面に丸いドリルの跡が付くまで回します。一気に穴を開けないようにします。
こんな感じで表面に1ミリぐらいの深さで丸い刃のあとが付くぐらいです。
今度は裏からドリルを回します。
ゆっくりと表面にドリルの跡がつくまで回します。
ここでうまく切れ目が入っていると穴を開けたときにささくれないかと思います。
ゆっくりと他のひとに裏から見ていてもらうといいです。
仕上げにサンドペーパーでササクレをとって完了。
キレイなコード穴を開けることができました。
これで、大好きなアンティーク家具の中に家電をおくことができ、とても便利につかうことができます。
Just do it yourself !!